最近読んだ本「頭のいい子の家のリビングには必ず地図・辞書・図鑑がある」に感化されて、そろそろ地球儀欲しいな~と思い、ネットでいろいろ探してみました。
でも、わが家の子どもたちはまだ小さい(4歳と1歳)こともあって、地球儀に関しては心配の種がいろいろありました。
- 壊す可能性大
- 落として怪我しないか心配
- 良さそうなものは高価
- 収納する場合に場所をとる
- 何らかの理由で処分する際に面倒くさそう
そんな中、わたしが探していた「軽い・壊れにくい・省スペース・安い」を叶えてくれるのが「地球儀ボール」です!
正確さは本格的な地球儀に劣りますが、使ってみた結論から言うと、買って良かったです。
会話や読み聞かせの中で自然と地理の学びに結びつけることが断然しやすくなり、子どもの地理の知識と関心がびっくりするほど飛躍しました。
地球儀ボールを幼児4歳と乳児1歳のいるわが家で使ってみた感想をシェアしたいと思います。
地球儀ボールがあれば、まだ子どもが小さくても、「使わねば」の義務感や「壊さないで」のプレッシャーなし。
気軽に楽しく地理に親しむ生活が待ってますよ〜♪
もくじ
地球儀ボールとは?
わたしが試してみたのは、イガラシの地球儀ボールです。
安っ!
サイズは直径25cmでビニール素材、海の部分が透明なタイプです。
海の部分が透明なタイプは、地球の裏側が見えて面白いのと、部屋に置いたときに圧迫感がないのが気に入っています。
国名、主な都市名、河川(河川名は無し)の表示があります。
空気を入れる部分はちょうど北極の位置にあります(そのため北極の表示がありません・・・そこは残念!)。
月に一度くらい少しだけ空気を足せば十分だと思います。1ヶ月間ほど乱暴に扱ってきましたが、空気の漏れや目立った減りはありませんでした(良かった〜)。
地球儀ボールの使い方
使い方その1:ボールとして遊ぶ
まずは、当たり前ですが(笑)、地球儀ボールをボールとして遊ぶ使い方です。何を言わずとも、子どもたちははしゃいで遊んでくれます。
ちなみにですが・・・空気をパンパン入れすぎると、キッチンやテーブルにあるものに当たった時のダメージが大きい(汗)。
そのため、ボールとして遊ぶなら空気は少なめに入れることをおすすめします。
地球儀ボールをリビングに置いてみて気がついたことですが、地球儀ボールを地理の学習に「使う」以前に、ボールとして親しんでいるうちに自然と身につくことが意外に多いんです。
例えばこんなことです。
- 地球は球体
- 様々な国がある
- 国土は大きく異なる
- 海が占める面積は広い
- 様々な都市がある
- たくさん川があり、海とつながっている
大人が見れば当たり前のことですが、3〜4歳にとっては新鮮な発見じゃないでしょうか?
これだけでも、地球儀ボールを持っている意義はあるんじゃないかと思えました。
使い方その2:ざっくりした地球儀として使う
地球儀ボールは、ざっくりとした地球儀としても使えます。
わが家では図鑑をよく見ますが、地球儀ボールを買ってから、図鑑を見る時間がもっと充実するようになりました。
4歳の長男のお気に入りは、クリストファー・マーレーさんの「世界一 うつくしい昆虫図鑑」 。
この図鑑(というより、めっちゃキレイなアート作品!)に載っている昆虫がいる国を、どんどん地球儀上で覚えていっています。
こういう使い方をすると、コスタリカ、マダガスカル、フランス領ギアナ、パプアニューギニアなど、幼児が普段は耳にしない国もあっという間に覚えていきます。
2週間ほどで、昆虫豊富なマイナーな国(笑)30カ国ほどの名前と位置をさらっと覚えました〜♪
「この虫はどこの国に住んでるんだったかな~?」とクイズにするとかなり盛り上がりますよ!
他にも、岩石・鉱石図鑑や、普段読んでいるお話の舞台になった国、お友達のXXちゃんのパパの出身地、などのネタでどんどん地球儀ボールを使っていこうと思っています。
とにかく、手の届く範囲に地球儀ボールを置いてさえおけば、どんなネタでも地理の学習に結びつけやすいと感じました。
以上、「ボールとして使う」「ざっくりした地球儀として使う」の2つ方法を紹介しました♪
地球儀ボールのメリット・デメリット
実際に地球儀ボールを4歳と1歳の子どもと1ヶ月ほど使ってみてわかった、「いいところ」と「惜しいところ」をまとめて紹介します。
地球儀ボールのいいところ
地球儀ボールの「いいところ」は、こんなことです。
- 軽くて柔らかいので怪我の心配がない(赤ちゃんがいてもOK)
- 壊れにくい
- 収納や処分に困らない
- ボールとしても遊べる
- 値段が安い
- 「壊さないで」「買ったからには使わねば」のプレッシャーなし
- (透明のものは)地球の裏側の国が見える
- 将来、地球儀として物足りなくなっても、ビーチボールとして使える
地球儀ボールのいいところは、なんといってもその「親しみやすさ」です。
子どもにとっては「ボール」なので、いきなり「ザ・地球儀」に親しんでもらうよりはハードルはかなり低いと思います。
値段もお手頃なので、「買ったからには元を取らなくちゃ」という変な義務感もなし。
柔らかく壊れにくいので、親からの「壊さないでよ!」というプレッシャーがないのも、「親しみやすさ」に一役かっています。
地球儀ボールの惜しいところ
地球儀ボールの「惜しいところ」はこんなことです。
- 正確さは値段相応
- 英語版のものが多い
地球儀ボールの惜しいところは、なんといっても「正確さに欠ける」点です。
特に、「都市の位置」と「ボールの生地の接合部に当たってしまったの国」の表示が不正確です。
あくまでも、幼児が地球儀に親しむための「お試し地球儀」としては使えますが、正確さを重視したい場合にはおすすめしません。
もう少し値段は高くても、より正確なものがあれば迷わず買うと思います・・・誰か作ってくれないかな〜?!絶対需要あると思うのに〜(笑)。
以上、「いいところ」「惜しいところ」を紹介しました。
質や正確さは(当たり前ですが)本格的な地球儀と比較して劣りますが、乳幼児と気軽に地理の学びを始めるための「お試し地球儀」としてはおすすめです!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、地球儀ビーチボールを幼児4歳と乳児1歳のいるわが家で使ってみた感想をシェアしました。
「不正確さ」という難はあるものの、わが家の結論としては、地球儀ボールは買いです!
地球儀ボールの「親しみやすさ」が手伝って、子どもの地理への関心が飛躍的に上がったので万々歳です♪
逆に、「親しみやすさ」はさほど重要ではなく、「正確さ」に重きを置きたい場合には、おすすめしませんのでご注意ください。
地球儀ビーチボールは、こんな人におすすめです。
- まずは地球儀に親しみたい
- 幼児がざっくりした地理を学ぶのに使いたい
- 地球儀ボールへの反応を見た上で、本格的な地球儀の購入を検討したい
- 英語表記でも気にならない
少なくともわが家では、会話や読み聞かせの中で自然と地理の学びに結びつける簡易的なツールとして、地球儀ビーチボールは大活躍しています!
地球儀ボールがあれば、まだ子どもが小さくても、「使わねば」の義務感や「壊さないで」のプレッシャーなしに、地理に親しむ生活が待ってますよ〜♪
こんにちは!国際結婚・ミニマル・シンプル好きなママのマキです。