夫婦間では英語、子ども(1歳と4歳)には日本語とポルトガル語を使うわが家では、おうち英語をゆるく楽しく実践中です。
わが家の子どもたちにとっては英語は3カ国目になってしまいますが、英語習得はとても大事だと思っています。
今回は、「おうち英語」ってそもそも何なのか、そして、おうち英語をやる上で参考になったおすすめの本とブログも紹介します♪
もくじ
おうち英語とは?
そもそも、「おうち英語」って何なんでしょう?
「おうち英語」とは、留学やインターナショナルスクールに頼らずに、家庭で英語を習得する取り組みのことです。
例えばこのような取り組みのことです。
- 特定の教材セットを買って家庭で取り組む(聞き流しCD、DVD教材など)
- 英語絵本の読み聞かせをする
- 家庭内の音環境を英語にする(動画や音楽)
- 家庭内での会話を英語にする(英語ネイティブの親がいる場合)
家庭用の教材セットで有名なのは、「DWE(ディズニー英語システム)」、「ワールドワイズキッズ」、「七田式」、「パルキッズ」などです。
特定の教材に頼らず、絵本やCDなどを使ってオーダーメイドでおうち英語をやっている人も多々いるようです。
「教材セット」v.s.「オーダーメイド」のざっくりとした特徴はこんなことです。
教材セットの特徴 | オーダーメイドの特徴 |
---|---|
-親の英語力は求められない -値段は数万から数十万円 -教材を選ぶ手間が省ける | -親が英語ネイティブか、それに近い英語力がある -教材費は教材セットより抑えやすい -教材を選ぶことを好む・楽しめる人向き |
「『親が英語ネイティブ』って、わざわざおうち英語する必要ないでしょ?」と思われるかもしれません。
でも、片親のみ英語ネイティブの場合は、意識しておうち英語を実践する必要があります。
わたしの親族にも、友人にも「片親が英語ネイティブ」の家庭があります。
英語圏以外の国に住んでいる場合には、意識しておうち英語をしない限り、子どもは英語が苦手またはしゃべれない、というケースは実は珍しくありません。
ちなみに、わが家の現状は「教材セット」と「オーダーメイド」のミックスです。
- 幼稚園で行っている英語プログラム(家庭用教材セット+毎日ネイティブの先生との授業)
- 音環境の英語化(Youtube、Netflix、オーディオブック、音楽)
- 英語絵本の読み聞かせ
どの方法がわが家の子どもたちにとって最適なのか、まだまだ模索中ですが、今後様子をシェアしていきますね♪
おうち英語が「何」なのか分かったところで、次に、おうち英語をやる「理由」について紹介します!
何でおうち英語がやりたいの?
英語習得の王道といえば、留学やインターナショナルスクールですよね。
わたし自身も、米国の大学と大学院卒なので留学経験ありです。
それらに頼らずに、おうち英語をやるメリットって何でしょうか?
それは、ズバリ「低コスト」で「時間効率が良い」ことです。
おうち英語は低コスト
まず、おうち英語のメリットとしては、留学やインターナショナルスクール通いに比べて「低コスト」なことが挙げられます。
留学やインターナショナルスクール通いは年間で数百万円かかりますが、おうち英語なら高くて年間数十万円といったところでしょうか。これは助かります!
また、一口に「インターナショナルスクール」「留学」と言っても、その教育環境・内容は様々です。
「インターナショナルスクールに通わせているから英語は何の心配もない」と一概には言い切れない現状もみてきました。
(わたしは2つのインターナショナルスクールでの勤務経験ありです)。
もちろん、教育環境と内容を吟味して納得した上でインターに子どもを入学させたり、長期間留学させる予算があればその選択肢もアリです!
でも、そうでないからといって(わが家もしかり笑)、諦める必要は全然ないと思います。
おうち英語は時間効率が良い
さらに、おうち英語のメリットとして「時間効率が良い」点が挙げられます。
今の時代、インターネットのおかげで、英語ネイティブの親がいない家庭でも、家庭の音環境をネイティブ英語でいっぱいにすることは年々容易になってきています。
わが家では、子どもとの会話(日本語・ポルトガル語)以外の音環境(動画視聴・音楽・オーディオブックなど)は、ほぼ全て英語にしています。
テレビを持っていないのも手伝って、「何か観る」イコール「英語で」というのが幼い頃から染みついています。
わが家のNetflixの活用法については、こちらの記事を参考にしてみてください♪
わざわざ、遠くの学校や教室に通うなど、特定の時間に特定の場所に行かなくて済む上、日常の活動を「しながら」学べるので、おうち英語は時間効率は良いと思います。
おうち英語ってどうやるの?
おうち英語のやり方は千差万別で、「これが唯一の方法!」みたいなものはありません。
英語習得において目標とする到達点も予算もさまざまだからです。
世の中には様々な英語習得メソッドが存在しますが、わたし自身の経験と考え方に近いと思えるメソッドを紹介した本に出会ったので、ご参考までに紹介します!
おうち英語のやり方に関するおすすめの本
おうち英語のメソッドとして個人的に納得した方法を紹介するとしたら、船津洋さんの「どんな子でもバイリンガルに育つ魔法のメソッド」に書いてある方法です。
本の題名はちょっとうさんくさい感じがするかもしれませんが(笑)、読んでみると目からウロコ!とても納得&参考になりました。
自分の経験も踏まえて、船津さんのメソッドで特に納得できる〜!と思った点はこんな点です。
- まずはリスニング重視
- 幼児期に文法は教えない
- 英語は英語で理解する「直接法」で学ぶ
- 「直接法」の読解力がついてはじめて英語力が定着する
上記のポイントに共通しているのは、母国語を学んだ方法を再現することが大事ということです。
母国語方式が優れているのは分かっているはずなのに、つい「ABC」から学ばせようとしてみたり、文法を気にしたり・・・と、よくありがちな間違いも指摘されていて、とても参考になりました。
なぜ、英語教育を行っているにも関わらず、多くの日本人は英語が苦手なのかがよ〜くわかります。
この本を読んでいなかったら、おうち英語にやり方に関して、かなり遠回りをすることになっていたと思います。
本について詳しくは、こちらの記事を参考にしてみてください♪
おうち英語で参考になるブログは?
おうち英語のメソッドについては本を紹介しましたが、日々の取り組みに関しては、実際におうち英語を実践されている(いた)方のブログがとても参考になります。
私がチェックしているおすすめのブログを紹介します♪
1つ1つのブログについてみていきます。
おすすめブログ1: 英語という贈り物
「英語という贈り物」は実際にお子さん二人をおうち英語でバイリンガルに育てたママ、中井ちえみさんのブログ。
お子さんがアメリカの現地校に入ることになっても、おうち英語をやってきていたので、全く英語に苦労しなかった体験談に説得力あり。
メルマガに登録すると、おうち英語のやり方やよくある疑問についての答えなどについて、10日間に渡って毎日メールがきます。
このメルマガはおうち英語に役立つヒントが満載なので、目を通すだけでもとても参考になりました。
おうち英語仲間が欲しい場合には、「おうち英語の会」にも入会できます。私はまだ入会検討中です。
とりあえず、メルマガ登録おすすめです!
おすすめブログ2:おうちえいご園
「おうちえいご園」は、未就学のお子さんと小学生のお子さんにおうち英語を実践されている辻めぐみさんのブログです。
わが家の子どもたちと年齢が近いのと、タイムリーに様々な教材を試されていてとても参考になります。
おうち英語に使える、子どもの興味別Youtubeチャンネルのリストもとても役に立ちました。
ちなみにですが、インテリアがお好きなようで、写真なども素敵でワクワクするブログです♪
まずは、この2つのブログを参考にしてみるといいですね!
まとめ
今回は、おうち英語って何なのか、またおうち英語をやる上で参考になった本・ブログを紹介しました。
これからおうち英語を始める場合には、まずは上記の本・ブログなどをチェックして、おうち英語の具体的なやり方を検討してみるのがおすすめです。
わたしの経験(うまくいかなかったことも含めて)も役に立ってくれたら嬉しいので、わが家のおうち英語の取り組みも、今後少しずつシェアしていきたいと思います♪
一緒におうち英語楽しみましょう〜!
こんにちは!米国看護師、国際結婚ママのマキです。