夫婦間では英語、子ども(1歳と4歳)には日本語とポルトガル語を使うわが家では、おうち英語(参考:おうち英語とは?)をゆるく楽しく実践中です。
絵本の読み聞かせは親子ともに大好きなので、日本語・英語合わせて一日5〜10冊ほど読んでいます。
英語絵本選びについてのお悩みといえば、こんなこと。
- 図書館で借りられる英語絵本の種類が少ない
- 大きな書店でも品揃えはいまいち
- そもそもどんな本を選んだらいいかわからない
今の子育て世代で、子どもの頃に英語絵本を読んでいたケースは少ないと思います。わたし自身も、子どもの頃は日本語絵本のみで育ちました。
そのため、英語絵本にはもともと馴染みがなく、「わたしのお気に入り絵本ベスト10」的なものは存在しませんでした。
子どもとおうち英語をするようになってから、子どもと一緒に英語絵本のお気に入りを増やしていっている最中です。
わが家では「親の自分が楽しい・読みたいと思える本」という基準で絵本を選んでいます(参考:家庭の教育環境設定についてのおすすめの3冊)。
まずは、絵本を通した「親との関わり」と「本って楽しい!」という体験をいっぱいしてもらいたいからです。
では、自分が読みたいと思う英語絵本に出会うにはどうしたらいいのでしょうか?
わたしは、無料カタログを活用しています!
今回は、英語絵本選びに役に立った、無料カタログをレベル別に紹介します。
ペラペラめくって眺めているだけでも次に読みたい本や新しいアイディアが浮かんできて、ワクワクしますよ!
一緒におうち英語楽しみましょう〜♪
もくじ
英語絵本選びに役立ったカタログ
わが家で、英語絵本選びに役立ったおすすめのカタログはこれです。
この2冊は、わが家の英語絵本選びにとても役立っています。
大まかに言うと、KIDS MARTは初心者向け、Sonlightは中級者向けです。
それぞれ強みが異なるので、一つずつ紹介します。
1. KIDS MARTカタログ (初心者向け)
まずはじめに手に入れたいのはKIDS MARTカタログです。
こんなカタログです。
KIDS MARTカタログのいいところを紹介します。
- 本・教材の説明が日本語なのでとっつきやすい
- 本の数ページ分のサンプルが載っているものも結構ある
- 日本で手に入れやすい本・教材がほとんど
- 絵本以外の教材(ゲーム、シール、オーディオなど)の紹介も豊富
- 本のISBNも掲載してあるのでネットすぐに検索しやすい
日本人向けのカタログなので、もちろん説明は日本語で、掲載されている本や教材は日本で手に入れやすいものばかりです。
本の数ページ分のサンプルが載っているものも多く、絵本の内容がイメージしやすいのが特徴です。
本のISBN番号も掲載されているので、例えばAmazonとの値段比較などをする際にとても役立ちました。
わたしは、KIDS MARTカタログを見て、「Where’s Spot ?」「 I am a Bunny」 「Dear Zoo」などの購入を決めました。
3冊とも、1歳の娘の大のお気に入り。
たとえば、英語絵本の読み聞かせを始めたばかりで、「何を選んだらいいのか検討がつかない」という場合には、迷わずKIDS MARTのカタログをおすすめします!
カタログをめくっていれば、「お、これ面白そう!」と思うものが必ずいくつかは見つかるはずです。
次に、中級者向けのおすすめ無料カタログを紹介します。
2. Sonlightのカタログ (中級者向け)
KIDS MARTのカタログを使い倒して物足りなくなってきたら(笑)、次のステップとしておすすめなのはSonlightのカタログです。
Sonlightのカタログは米国から取り寄せる(取り寄せはこちら)必要がありますが、日本へも無料で送ってくれます。
こんなカタログです。
日本でSonlightを知っているという人は少ないかもしれません。
Sonlightは、米国の家族経営の会社が作ったホームスクールのカリキュラム(3歳から18歳まで対象)で、米国の数あるホームスクール・カリキュラムの中でも最もポピュラーなものの一つです。
なぜSonlightのカタログが絵本選びに役立つかというと、Sonlightのカリキュラムでは、いわゆる「教科書」は使わず、「教科書以外の良書」を多読するからです。
言語・歴史・社会・地理・科学・聖書などあらゆる分野を、独自の基準で選び抜かれた良書を読み、そのストーリーの背景から知識を学ぶアプローチを採用しています。
「情報は、ストーリーと結びついていると記憶しやすい」ということが背景にあるそうです。
(ちなみにですが・・・そもそもホームスクールに全く縁がないと思っていたわたしが、今ではホームスクールという選択肢を検討しているのは、Sonlightのような、自分の考えに合った教育方針を貫いている会社が海外にはポツポツ存在するのを知ったからです。)
前置きが長くなりましたが、Songlightのカタログのいいところを紹介します!
- 必ずしも知名度は高くない、質の良い本が豊富に紹介されている
- 選択科目(アート、音楽、知育ゲーム、STEMなど)の教材も豊富
- 英語圏の子どもが各年齢でどんなレベルの本を読み聞かせに使っているのか参考になる
Sonlightのカタログの中身を見てみましょう〜。
これは3〜4歳向けのカリキュラムを紹介したページです。
メジャーな本もありますが、「聞いたことのない」本もいっぱいあります。
「このカタログを見ていなかったらまず知らなかった」という掘り出し物の良書に出会えるのがSonlightのカタログです(アメリカ人でさえ知らないものがたくさんあります)。
これは選択科目のページ。
美術、図工、教養的な塗り絵本(例えば、ローマやギリシャなどの古代文明をテーマにしたものなど)、外国語、知育にいいボードゲームやパズルなど、厳選された教材が豊富に紹介されています。
2021年版のカタログの選択科目ページは、上の写真(2020年版)に比べて掲載されている内容が大幅にカットされていました。選択科目の教材についてはSonlightのウェブサイトで確認するのがおすすめです。
カタログに載っている本や教材はオンラインでも見られます(参考:Sonlightのウェブサイト)。ウェブサイトでは、紙媒体には掲載されていないそれぞれの本の短い説明も見られます。
ただ、紹介されている本や教材の量が膨大なので、紙媒体の方が全体は把握しやすいです。
よって、Sonlightに関しては、紙媒体とウェブサイトの併用がおすすめです。
カタログは、Sonlightのウェブサイトから、必要事項を入力して送信し、1ヶ月くらいで届きました。
カタログは毎年刊行されていて、2年目以降は登録した住所へ自動的に送られてきます。
もちろん無料です。親切〜!
わたしは、3〜4歳向けカリキュラムの教材リストの中から、自分の子どものレベルや興味に合いそうなものを品定めして、少しずつ買い足しています。
こんな本・ゲームを買ってみました♪
Sonlightのカタログは日本人向けに作られているものと異なり、「日本で手に入りにくい・日本だとやたら値段が高い」ものも多々含まれています。
Sonlightから購入せずとも、ネットで気軽に買えるものもあるのでチェックしてみてください!
Sonlightのカタログで紹介されている本は、英語が第2カ国後ということを前提にしていないので、リーディングの難易度は、いい意味で容赦がありません(笑)。
「え、この本、ホントに3歳に読み聞かせるの?!」とびっくりすることもあります。
英語圏の子どもが、それぞれの年齢で、どの程度の難易度の本を読み聞かせに使っているのかがわかるのも、このカタログのいいところです。
わたしが実際に読んでみた・使ってみた上で、特におすすめの本やゲームは、今後ブログで紹介していきたいと思います。
以上、KIDS MARTとSonlight、2つのカタログが、わが家の英語絵本選びにとても役立っています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、わが家の英語絵本選びに役に立った、無料カタログを紹介しました。
わたしの場合は、細かいリーディングレベルや発達レベルに合わせると言うよりは、「親の自分も読みたいかどうか」を基準に本を選んでいます。
そのため、巷で売られている英語の多読のガイドブック系の書籍よりも、これらの無料カタログの方が参考になりました。
英語の読み聞かせを楽しみたい、または楽しんでいるのであれば、これらのカタログは眺めているだけでもワクワクするはず!
図書館の英語絵本はもうヘビロテし尽くした、という場合や、読み聞かせがマンネリ化してきた時にもおすすめです♪
一緒におうち英語楽しみましょう〜
こんにちは!国際結婚・おうち英語実践中のママ、マキです。